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共通テストの傾向と対策〜世界史分析編〜
河合塾マナビスによる、2021年1月に実施された共通テストの分析です。
本日は世界史分析編!
分析
n 試行調査の通り、資史料を用いた問題が多用された。リード文に資料を引用しているほか、
資料文そのものを選択させたり、資料そのものを時代順に並び替えたりする問題も出題。
n 空欄の語句を当てはめた前提で解く設問が複数出題された。基本的な知識を
「前提」としている出題形式。
n 1問において正しい答えの「組み合わせ」を選ぶ問題が多く出題。ただし選択肢は少ないので、
知識を使って消去法で冷静に判断すれば正解できる。
n 問われている知識そのものに複雑なものはなく、教科書の重要事項が中心となっている。
特徴
n 第2問 問1・問2(資料読解と知識の融合問題)
1750年から1821年にかけてのイギリスにおける金貨鋳造量および紙幣の流通量のグラフを
読み取って解答する問題。問1はグラフで示される1774年の直前に起きた世界史上のできごと
(ボストン茶会事件⇒1773年に起きたため)を選択肢から選ぶ問題で、与えられた年代に起きた
重要なできごとを想起する知識が必要。問2は2つのグラフから仮説を導く特徴的な問題。
n 第4問(空欄を当てはめた前提で解く問題、組み合わせ問題)
世界史上、国家やその官僚が残した資料についての問題。地図を使用した問題は全体の中で
第4問問2のみで、資料中の「自治公国」という記述から空欄に入るのがブルガリアであると
判断したうえで、地図からブルガリアを探す問題が出題された。問5では、資料そのものを
年代順に並べ替える問題が出題された。大問を通して組み合わせ問題が多数出題され、
各国の関係や時代背景に関する正確な知識が求められた。
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